建築家によって提供されたテキストによる説明。ソウル市江南区新沙洞にあるSELF MAKERは、日常空間の小さな変化で毎日を特別にするという企業価値を通じ、顧客に専門的で感覚的なコンサルティングを提供し、カーテンとブラインドをカスタマイズするブランドです。そこで、この空間を訪れるお客様に、ちょっとした変化として特別な気持ちを感じていただけるのではないかと考えてデザインしました。
プロジェクトの空間分割は、オフィス、ラウンジ、カーテンショーという重要な機能を平面図上の3つの円に配置することから始まりました。床、壁、天井の構造に分かれており、別々のエリアに配置されています。
エントランス廊下の両壁面に設置された薄くてソフトでシルキーなカーテンは、オフィスや収納の扉となると同時に、照明やクッションウォールとともにお客様に快適な空間を提供しており、カーテン展示ゾーンのクッションウォールはブランドの特徴です。ファブリックの質感とボリュームを表現した象徴的なアートウォール。また、オフィス壁面は出入り口部分をガラスブロックで仕上げ、カーテン展示ゾーンにはクッションウォールを設け、お客様の自然な動線を誘導するわずかな隙間を設けています。
線路沿いに入るとラウンジに面します。このラウンジも柔らかな曲線で構成されています。曲線に沿って座ると、特別にデザインされたカーテンバーに視線が誘導されます。お客様が欲しい商品を広げたり動かしたりしながら、カーテンバーを目と手で確認できます。
カーテンショアリングゾーンは、床や壁の素材によってエリアを分割しながら、空間内での専門的かつ感覚的なコンサルティングを可能にする重要な機能装置です。直径の異なる2つの円形構造物が照明やカーテンレールとして機能し、空間を柔軟に仕切ることができるだけでなく、単体または複数の製品を重ねることで、お客様自身でさまざまな体験をすることができます。